
ここまで結構長かったです。
この踏板用一枚板の記事ではナンバー⑧から取り掛かった一連の作業でしたが、⑭でやっと完了となります。
ただし「材料加工が終わった」というだけなので、階段製作はこれからが本番になりますが。
参考記事
それにしても、割れと傷みが激しかったあの板を、ここまで補修するのは大変でした。

今回は、この一枚板の補修ラストスパートを紹介いたします。
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目次
L字型の補強材は失敗だった

「丈夫な部分はなるべく残したい」
そう考えて、やや複雑な形での補強加工となりましたが、特に最後に残ったこのL字の部分に手間がかかりました。
相継ぎとも言える形ではありますが、それぞれの長さが結構あるので、一つの面を削ったら違う面が合わなくなり、その面を合わせたらまた違う面が合わなくなる。
これを何度か繰り返してやっと接合面を密着させることができました。
そうやっているうちに、この補強材の幅もどんどん狭くなっていきましたから。
この部分は小さめのビスケットで接合します。

ビスケットの素材はヒノキを選びました。
水に強く頑丈なので、この繊維の向きだと問題ないと思います。

本体側は前日補修した部分で、木ダボを2か所打ってあります。
ここにビスケットの墨をコピーして、トリマーで溝を掘ります。
ここまでくるとこの作業にもだいぶ慣れてきました。

ただこの時点では、溝を掘る際の基準面を合わせることにまだ気付いていません。
トリマーでビスケットなどの溝を掘る際には、本体と補強材のどちらも同じ基準面からガイドを当てるのが望ましいです。
墨出ししているので大きなずれはありませんが、ガイドの幅をそのまま使うことで正確な溝を掘ることができるはずです。

ビスケットが入る溝を綺麗に加工できました。

ボンドを塗る前に合わせてみて、最終確認をします。

接合後は、自作のクランプなどでしっかり締め付けました。
木ダボを打ち込む

今接合した補強材に、木ダボを打ち込んでいきます。
写真左の方はビスケットが入っていますが、こちらは板が薄いので木ダボを選びました。
強度的にも問題ないと思います。
最後のクサビを加工する

この一枚板の側面のだいたい中間地点に、補強材同士をつなぐ役割の「クサビ」的な部材を打ち込みます。
材料はヒノキの端材を選びました。
加工しやすいのと、水にも強く丈夫だからです。
ほぞはテーブルソーで簡単加工

ほぞを加工する場合は、テーブルソーが活躍します。
刃の高さを決めたら、何回か刃を入れるだけでほぞ加工が簡単にできます。

今回のように小さい材料であればなおさらテーブルソーが便利です。

溝の墨に合わせて、テーブルソーでこのような形に加工しました。

まだきつい感じですが、ノミで調整しながら合わせていきます。

ちなみに裏側はこのようになっています。
こちらも横長のほぞに加工して、本体の溝に収まるように調整しています。

打ち込んだ状態が上の写真ですが、右側の板が若干高く見えます。
これは左側のL字型の板を調整しすぎたことで、どんどん薄くなってしまったので、結果右が高くなってしまいました。
最終的には左の高さに合わせていきます。
まとめ

最後にクサビをボンドで固定して、この一枚板の補修がやっと終わりました。
補修した箇所を数えてみると、表裏合わせて大小約10か所くらい埋木や補強材で加工していたようです。
ただこれでかなり頑丈な一枚板になってくれました。
あとは耐久性がどれくらいあるのかが気になりますが、もし問題があったとしても自分でなんとかできるのがDIYの利点だと思います。
次回はこの板を長手方向で半分に縦挽き切断し、それぞれ踏板の幅を広げるために使います。
やっと一枚板ができたのに半分にするのはちょっと寂しい気もしますが、そのために加工してきたので本望ではあります。
それでは今回は以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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