
こんにちは。
今回の製作は先に試作品を作ったことで、ここまでかなり順調に作業が進んでいます。
大きな作品だと試作品を作ることはなかなか難しいですが、今回のような特徴的な形であれば治具の有効性や細部の収まりも見えてくるので、結果的に品質が高まると思います。
また材料に余裕がある場合は問題ないですが、そうではない状況だと失敗でのダメージが大きいこともあるので、そうならないように一手間かけることで安心感を持って作業出来ます。
今回は、布を貼って一晩経ったのでロール部分を固定して、外側に貼る側板も作っていきます。
それでは作業を開始します。
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目次
布はしっかり固定できた

試作品では接着力の低いボンドを使ったことで、ロール部分の収まりに歪みが出てしまいました。
そこで本番はボンドの量を多めにして、いつも木の接着に使っているボンドを選択したところ、かなりうまくいきました。
はみ出たボンドが外側から見える箇所も若干ありましたが、ほぼ隙間なくロール部分が固定できたようです。
また布もあらかじめカットしておいたので、あとからカッターで切る手間が省けました。
ロールの固定部分は4枚分にしてみた

試作品では、フタとして稼働するサイズを板3枚分にしましたが、今回は4枚分動くようにしてみます。
ロール部分は全8枚あるので、固定するのは4枚分になります。

ボンドでロールと側面のパーツを固定したら、強度を高めるために真鍮の釘を打ちます。
これは見た目的にもアクセントになるはずです。
ウォールナットの色と真鍮の金色は相性が良いと思います。

完成したロール状のパーツに合わせて、固定用の八角形の板を若干微調整して4枚分を接着していきます。
またウォールナットはかなり堅いので、釘を打つ箇所には下穴を開けています。
4枚分の開閉は広すぎたか

ボンドで接着後、釘も打ち込んだのでそのまま作業を継続しています。
ただこの時に思ったのが、4枚分を開くようにするとちょっと「違うな」と感じました。

開いた時の安定感がなくなったことと、ここまで大きく開く必要もないと考えました。
なんだかバランスが悪いんですよね。
結局3枚開きにする

何度か確認して、最終的に試作品と同じ3枚開きにしました。
やはりしっくりくるバランスはあるようで、ロール状の小物入れの特徴を活かすようにします。

こちらが試作品ですが、3枚開きだとバランスがいいように思います。
側板を作る

在庫しているウォールナットで一番幅の広い板を側板に使います。

ロールパーツを合わせてみると、計算通りピッタリでした。
試作品よりも板のサイズを2mmずつ狭くしたのはこのためです。
寄木や板接ぎで幅の広い材料を作ることもできますが、今回は在庫の板の幅に合わせてみました。

まずは正方形にカットして次に縦割りし、専用治具で八角形に形を整えました。
その後、トリマーで面を45度に削って焦げた箇所などをサンドペーパーで均していきます。

このパーツを縦割りした際に、テーブルソーの刃が若干ズレたようで、平面に対して微妙な段差ができてしまいました。
そうなると本体と接合する際に密着しなくなるので、平らに調整していきます。
これが結構時間がかかってしまい、本体側も平らではない箇所があったので修正しています。

側板と本体との密着度が良くなったので、ボンドで接着しました。
多めに塗布したので接着力は問題ないと思います。

両側の側板を接着後、クランプで締め付けて一晩養生します。
秋も深まり気温もかなり低くなり、午後4時になるとかなり暗くもなってくるので、作業時間は短くなりますがゆっくり製作していきます。
今回は以上になります。
こうした多角形の作品を作る場合は、収まりの微調整に時間がかかることがわかりました。
一か所直すと他の箇所にも如実に影響が出るので、普段加工することが多い四角形とは違う体験ができています。
次回は取っ手を付けたり、フタの固定用の磁石を埋め込んだりしていく予定です。
それでは最後まで読んでくださりありがとうございました。
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