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【道具制作】カンナ調整用の木槌を作る~その1

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今回は、カンナを調整する「専用の木槌」の制作過程を紹介していきます。

こうした「役割のある道具」を作ると、材料の性質や組み立てに関する理解が深まるので、テーマを決めると挑みやすいです。

そしてそれが一つできるようになると、経験として蓄積され、次のアイデアやバージョンアップした作品につながっていきます。

これがDIYの醍醐味の一つですね。

これまではカンナの調整に金づちを使っていたのですが、カンナ刃を引っ込める際に台の角を叩くと、台にダメージが少しずつ蓄積して割れてしまうので、木槌で叩きたいと常々考えていました。

木槌は以前「マレット」というの大きなタイプを作ったことがありますが、小ぶりのサイズを作るのは今回が初めてになります。

これまでDIYで得た経験と技術を活かして、しっかりとしたものを作っていきます。

目次

 

1.材料は広葉樹の堅い木で

私のこれまでのDIYでは、そのほとんどに針葉樹の木材を使ってきました。主にホームセンターで手に入る比較的安価な木材です。

また近場で広葉樹の材料が手に入りにくいという事情もあります。

そんな中、ウォルナットの端材セットを以前取り寄せたことがあり、これまでの針葉樹とは違う「硬くて緻密な繊維の木材」を扱う楽しみを知りました。

そして最近も「広葉樹の端材セット」をお試しで取り寄せたのですが、あいにく「樹種名」が不明の状態でした。上の写真がその中身です。

 

 

商品のAmazonレビューを読むと、以前は樹種名が明記されていたり、そういったセットも販売されていたようですが、私の時は不明バージョンだったというわけです。

それでも木材専門店が取り扱う端材セットなので、基本的にメジャーな材が入っていると思われます。

また実際木材に触れてみると、ネットで見たことがあったり、学校やどこかで家具として使われているような材質だったりと、意外と知っている材もありました。

ただ樹種名に確信が持てないので、今後は勉強のために樹種名が分かるようなサンプルを取り寄せたり、樹種名を選んでから端材を注文することも考えています。

広葉樹の端材でメジャーなところでは、 ウォールナット・ケヤキ・桜・ブラックチェリー・ホワイトオーク・ホワイトアッシュなどが今回のセットに含まれていると思われます。

また、不思議な紫色の材も入っていたのですが、こちらはかなり高級な「パープルハート」の端材だと思います。

とても硬くて緻密な木目で、カットした際の断面は褐色ですが、時間が経つと鮮やかな紫色に変色しました。紫外線と酸化で変色する不思議な木です。

 

こちらのリンク先の記事でも、端材セットなどについて紹介しています。

aozoradiy.hateblo.jp

さて、前置きが長くなりましたが、この広葉樹の端材セットの中から、木槌に合う手ごろなサイズで堅い材を選びました。

2.頭を貼り合わせて作る構造に

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一般的に木槌と言えばヘッドの真ん中部分にほぞ穴を掘り、柄を挿入するイメージだと思いますが、広葉樹の端材セットの中に丁度良い厚みのある垂木サイズの立方体がなかったので、2枚の板を貼り合わせることにしました。

木槌という特性上、貼り合わせたものを使うのは強度や耐久性に疑問符は付きますが、しっかりと作れば問題ないと考えました。

自分で使うものなので、上手くいかなければ違う方法を取るだけですし。

またほぞ穴を掘るのがあまり得意ではないという理由も関係しています。

2枚の板の張り合わせであれば、溝を対称につくるだけなので、上手くいくだろうと思ったのです。

柄に関しては、挿入部分をやや細くして、最後に上からクサビで広げて固定する方式にします。

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柄をクサビで固定する方法は、以前マレットを作った時に上手く行ったので、今回も採用してみました。

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また材料が広葉樹ということもあり、木の繊維が緻密で堅いので、ノミやノコで加工する際の微調整がとてもやりやすかったです。

針葉樹だと柔らかいので、簡単に割れや曲がりが出てしまいますからね。

広葉樹は精度の高い加工ができると感じました。

柄は頭にしっかり固定したいので、溝をテーパー状に加工しました。

こういった溝を掘る際は、自作のテーブルソーが大活躍してくれます。

テーブルソーの簡単な作り方は今後紹介します。

広葉樹のこの堅い材は、ノミで削った時の感触がとてもよく、ノコ目を入れた部分がパリパリと綺麗に削れてくれました。

柄の方もテーパー状に加工して、頭とのフィット感を確認します。

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頭の両面の溝を加工して柄を挟んでみると、かなりそれっぽくなってきました。

ちょっと気になるのはサイズが小ぶりなので、頭が軽く感じることです。これでしっかりと打ち付けられるのか、完成が楽しみです。

3.柄はトリマーで面取り加工

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売られている木槌や金づちの柄は、丸棒と言うよりも楕円や曲がっていたり、ぼこぼことした掴み具合になっているのを見ます。

ただ今回は、綺麗な丸棒で作ってみました。

自作のトリマー台のフェンスの両端にストッパーを付けて、4面を削る際の基準にします。行き過ぎないように、戻りすぎないようにするためです。

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そして実際に柄を削ってみると、やや不思議な木目と言うかシミのような模様が出てきました。これも自作の味ですね。

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柄をペーパーで整えて再度頭を仮固定してみました。

すでに完成状態に近いですが、実はここからが結構苦戦しています。

その続きは次回の記事で紹介します。